ヘアカラーの施術時間

美容室でカラーをすると時間がかかるから、ついつい家でカラーをしてしまう・・・なんて人は多いと思います。

ヘアカラーの正しい塗布方法、放置時間について少しご理解いただければ、美容室でカラーをするのも苦じゃなくなるかなと思います。

まず薬剤料。

ショートの方で約60g

ミディアム〜ロング100g〜多いときは200gを越える時もあります。

 

一方市販のカラー剤はのグラム数は?

大体の製品が約60g

ということは・・・上手く塗布出来ればショートの方は染めれます。ミディアム〜ロングの方・・・2、3箱使って染めている方はいらっしゃいますか?まずいないんじゃないでしょうか。。

薬剤料が足りなければもちろんムラになり、仕上がりがとんでもないことになります。

次に放置時間。

ほとんどの薬剤の適正放置タイムは20分〜30分です。30分以上置くと、確実に無駄なダメージを追うことになります。

なるべく早く塗布することが大事ですし、美容師は塗り始めの薬剤は少なめに、塗り終わりの薬剤料は多めに、かつ染まりにくい部分から塗布していきます。更に、根元の健康毛と、毛先の方のダメージを帯びた部分の薬剤も何種類も配合し、最小限のダメージに抑えます。

 

さて、皆さんはまだお家で染めますか?

それでもどうしてもお家で染めたい!という方は以下の3つのことに注意して行ってみて下さい。

 

①なるべく毛先に塗布しないようにする。

市販の薬剤のパワーは、誰でも簡単に染められるように強いものが多いので、根元のみに使用するようにしましょう。

 

②どうしても毛先を染めたい方は、毛先にリンスを。

なるべく毛先のダメージを防ぐには、毛先に付かないように塗布することが必須ですが、なかなか自分でするのは難しいので、カラー剤を塗布する前に毛先にリンス(コンディショナー・トリートメントでも可)を馴染ませてからカラー剤を塗布しましょう。そうすることで髪の毛を保護し、最低限のダメージに抑えることができます。

 

③30分以上放置しない。

置けば置くほどしっかり染まると思われがちですが、30分以上は放置しないようにしましょう。早く塗布して30分放置、これが鉄則です。

 

④しっかり流して、トリートメントは忘れずに。

しっかり流せたと思っていても意外と流せてないことが多いです。流せていると思っても、シャンプーは2回する方がいいでしょう。流した後のトリートメントは必ずしましょう。

 

以上4点をしっかり守っていただくと、少しは髪の毛も改善されるかと思うので是非お試しください。

 

あ、出来れば美容室で染めましょうね!