13個のオレンジを3人の子供に平等に分けるには?

皆さんはどのように分けますか?

Let’s think!

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方法①『1人4個ずつ分けて、余った1個を3等分する。』

おそらくこれは、誰もが思いつく方法ではないでしょうか?

方法②『はかりを使って同じ重量ずつ分ける』

オレンジには大小があるので、単純に4つずつ分けるというのはよくよく考えれば不公平なのかもしれません。重さで分ける、というのは悪くない考え方です。

方法①で、1個のオレンジを3等分するのはちょっと難しそうです。慎重に分けたのに「あっちの方が大きい。不公平だ!」という不満が出てしまいました。

方法②では、オレンジにはそれぞれ味の個性があります。この場合も、一人の子が「わたしのだけ酸っぱいオレンジだった!」と泣き出してしまいました。

では、もう一つの方法を紹介します。

方法③『ジュースにして分ける。』

これなら公平に分けられそうです。「加工してはいけない」という条件はないので立派な解決方法と言えます。

「なんだ、そんなことか」と思うかもしれません。しかし同時に、いかに自分自身が思考に制約をつくっていたか、その制約にいかに強くとらわれていたかがわかるのではないでしょうか?

この方法③の解決策は小学校に上がる前の子供が思いついたそうです。

子供は「前提」や「常識」を簡単に乗り越えて、自由に発想します。一方、大人はその壁をなかなか越えることができません。固定概念に縛られて、物事を柔軟に考えることができないのです。

子供が考えた案には、まだまだ面白いものがあります。

方法④『オレンジの種を植える。』

余ったオレンジの種を土に埋め、たくさん実ってから同数ずつ分ける。もっとも、実がなるまで子供達が待てるかどうかはわかりませんが・・・これも思い込みにとらわれない発想です。

方法①②のような考え方を「ロジカルシンキング」、方法③④のような考え方を「ラテラルシンキング」というそうです。

ロジカルシンキングは物事を論理的に考え、A⇨B⇨Cと物事を順番に積み上げながら、筋道を立てて正解を導いていく考え方です。

これに対してラテラルシンキングは、解決策を導くための順番や過程はあまり問題になりません。だから筋道立てて考える必要もない。ロジカルシンキングと違って「唯一の正解」というものがありません。

どちらの考え方が正しくて、どちらかが間違っている、ということではありません。

説明しだすとキリがないので、興味のある方はこちらの本を見てみてください。(Hにも置いてあります。)

なにが言いたかったかというと、

「髪のセットがうまくいかないから、カットをする」これはロジカルシンキング。

ラテラルシンキングで考えれば、うまくいかなかったセットも、意外と答えは「なんだ、そうすればよかったのか」ということがあるかもしれません。